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バイクのFTPを調べてたらランでいうLTがわからなくなりかけた

最近ちょくちょく気にしてみるようになったバイクがらみの記事の中にちょくちょくFTPという言葉が出てきます。これはFunctional Threshold Powerの略で、1時間持続して出力可能なパワーという意味らしいです。このFTPをもとにしてトレーニングメニューを決めていくようです。


FTPは1時間TTの平均W数として求めることができますが1時間TTはなかなか条件をそろえづらいので、もう少し手軽に条件をそろえられる20分TT(5分間オールアウトの下準備後のTTです)で代用し、その95%をFTPの推定値としてもいいようです。

FTP=1時間TTの平均W数=20分TT×0.95

となるわけです。ですが

FTP=1時間持続して出力可能なパワー
1時間TT=1時間出力したパワーの平均


はビミョーに違う気がします。1時間持続して出力可能なパワーというのはイーブンペースで1時間押していくなかで最大限のパワーという意味でしょうから、1時間の平均とは多少なりとも変わってくるはずです。どっちが正しいんだろう? あまり厳密に考えなくてもいいのかもしれません。

このFTPのパワーですがほぼLT(乳酸閾値)と等しいとされています。つまり

1時間持続して出力可能なパワー = LTのパワー


ということになります。バイクの場合、パワーというかWを指標とすることが多いですがランニングの場合は心拍数でLTを表すことが多いですね。となると

1時間持続して出力可能なパワー = LTのパワー = LTの心拍数

としても問題ありませんよね、ね?

LTとは血中の乳酸値が急に上昇し始める時の運動強度で、この心拍数までならば理論上はずっと運動し続けられる強度です。数年前、運動負荷試験で測定したときボクのLTポイントはたしか146あたりでした。けれどLTの定義を上記の式をもとに

1時間持続して出力可能なパワー=1時間持続できるスピードや心拍数

と置き換えて考えると、1時間程度であれば心拍数160でも十分維持することができるのでLTは160だともいえます。これだと負荷試験で示された数値146とずいぶん違ってきます。こうなってくるとLTの設定自体が無意味とも思えてきます。

ただLTはあくまでも閾値(ゾーン)なので乳酸が溜まりはじめるポイントを146、無酸素運動が強くなってその強度の維持が苦しくなりはじめるのが160として、LTゾーンが146~160と考えるぺきなのかもしれません。それだとなんとか破綻せずに整合性がとれそうです。

運動負荷試験を受ける機会は少ない方が多いでしょうが、LT(AT)は簡易式でも求めることができ、その場合は以下のような式となります。

LT = (最大心拍数 - 安静時心拍数)×75%+安静時心拍数

最大心拍数は実測した値があればそれを使えばいいですし、なければ220-年齢の推定値を使ってもいいでしょう。上記の式で求めた値と、1時間TT走(タイムトライアル)を行い、そのときに計測した平均心拍数、2つの心拍数の間をLTゾーンとしてみなせばいいでしょう。

LTを知っておけばマラソンのペース設定にも役立ちます。もちろんトレーニングの指標として使うこともできます。ぜひみなさんも一度測定してみてください。

ボクもLTをもとにしたトレーニングをいろいろと考えていくつもりです。


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