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スパルタスロンに向けた練習は終わり

8月月間走行距離455km。自分史上最高距離である。練習嫌いで気分屋のくせによくぞこんなにも走ったものだ。けれどスパルタスロン出場者からみればこんな距離は毎月走ってあたりまえの距離なのだろう。




結局最後まで超ロング走を経験することはなかった。過去最長距離は数年前に一度だけ達成した淡路島一周の150km。今年に限っていえば120kmでしかない。けれどあまり悲観はしてない。いやどちらかというと「いけるんちゃうか?」くらいの軽いノリでいる。

楽観的に考えるには理由がある。

100kmウルトラマラソンに初挑戦するランナーは練習で100km走るだろうか? UTMFにチャレンジするトレイルランナーが皆、100マイルの距離を経験してから出場するだろうか? 否、大抵の場合本番と同じ距離を経験しないまま、おそらく6、7割方の距離練習までであとは期待半分不安半分で大会当日を迎えるはずだ。

初出場、初体験なんてそんなもんだ。甘い見通しの皮算用が通用せずボロボロになりつつも運良く制限時間内ぎりぎりでゴールすることもあるだろうし、ココロくじけてリタイアすることもあるだろう。はじめて出場するフルマラソンの前に何度もフルの距離を制限時間内に走りきる練習を繰り返し、完走できることはほぼ間違いないとわかってて走るのはもはや冒険とは呼べないじゃないか。そこには自分自身の限界を乗り越えた悦びはない。

スパルタスロンだってきっと同じだ。わざわざギリシャまで出かけていっておそらく完走できるだろうとわかっていることを36時間もかけてトレースしても感動は薄い。心の中にある不安を押し隠しながらも根拠のない自信にすがり36時間後のゴールを信じて止まない…いやひょっとしてもっといいタイムでゴールできたりして…なんてイロケまで出しつつ迎えるスタートのほうがワクワクするじゃないか。

スタートしてほんの20kmも進まないうちに「こんなはずじゃなかった。なんでちゃんと練習してこなかったんだ。」と後悔をし、なかば折れそうなココロで亡霊のようにさまよい歩くのもいい。80kmのCP22に辿り着く前に100個はリタイヤする理由を考えつくだろう。途中でリタイアの誘惑に負けてしまったときは大風呂敷を広げてきた友人に思いっきり笑われてやろう。もうすこしがんばれると思えば心折れるまで前に進めばいい。運よく本当に運良く、スタート前にもっていた根拠のない自信のとおりにうまく事が運んでくれれば栄光のゴールが待っている。

これは自分にとって冒険なのだ。だからまわりのランナーを意識する必要はない。まわりのランナー…つまりスパルタスロンレベルのランナーにとっては完走がミッションであったり、よりよい完走タイムがミッションなのだ。ボクには達成しなければいけないミッションはない。あくまでもチャレンジであって冒険なのだ。スパルタスロンへのチャレンジは自分の能力よりも高い、越えられるかどうかわからない壁に挑む行為なのだ。

冒険はドキドキワクワクできなければならない。未体験、非日常こそが冒険だ。はじめてのギリシャにドキドキし、はじめての距離にワクワクする。この時間を心より愉しみたい。





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