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土佐乃国横断遠足であった痛みと原因

Photo土佐乃国横断遠足、スタートより17時間経過時125km付近でリタイアしました。ゴール後のビールと刺身を楽しみにしていたんですけどね、…たどりつけませんでした。
リタイアの原因は体調不良ですが、もっと本質的なことをいえばなんとしてでもゴールに辿り着きたいという気持ちが弱かったんだと思います。今回、早々とリタイアしてしまったもののそのなかでいろいろな気づきや発見もあり、そのあたりのことを整理しながら少しずつ書いていきます。

まずリタイアを決めた体調不良についてですが、症状があったものは身体の擦れ、足の甲の腫れ、足の爪が食い込んで化膿、耳の詰まり、胃のむかつきからの嘔吐、そして膀胱炎です。走っていたランナー誰もが大なり小なり体調不良を抱えながら走っていたわけで、このくらいで止めちゃったの?といわれればもうごめんなさいというしかないです。まぁとにかく体調不良の原因について少し。

身体の擦れに関しては昨年の土佐乃国横断遠足で後半ひどい股ズレに悩まされたこともあってかなり対策を考えてきたつもりでした。ボクの場合カラダの擦れが発生する部位としては、ワキ、股、首、ハートレイトモニタをつけた胸部分です。ワキに関してはTシャツの下にアンダーウェアとしてユニクロのエアリズムを着用すれば擦れを防止できることがわかっていたので予定どおり着用し結果擦れもありませんでした。首に関しては背負うザックのストラップ?部分で擦れる可能性があったので、Tシャツの代わりにユニクロの襟付きシャツを着用し襟部分でストラップの擦れを防ぐようにしました。これも思惑どおりです。また首には日焼け防止と熱対策にバンダナを巻いていたのですが、これも擦れないように生地を揉んで柔らかくしていたのでこちらもバッチリでした。ハートレイトモニタ部分はしっかりとワセリンを塗り込んでいたのでこちらも擦れはナシ。

問題は股ズレです。昨年の失敗から股ズレの原因はブリーフの縫い目と布地のヨレにあると考えてブリーフをユニクロの縫い目のないシームレスタイプにし、さらにワセリンを塗ることで防止することにしました。またランパンが紐で止めるタイプの場合、走っている最中にランパンが少しずつずり上がってきて股部分の布地がブリーフを押し上げるようになって股に食い込んでくるので、それを防止するためにウエスト部分がゴムタイプのランパンを使用することにしました。この組み合わせでなんどかロングを走ってみたのですが調子が良かったのでこの組み合わせで本番を走ること決定。ただブリーフも使っているうちにヤレて生地の張りがなくなってきてしまい、おしりの割れ目に沿って生地が張り付いてしまうことがあるので、念のため本番前にあたらしいシームレスタイプのブリーフを買うことにしました。じつはこの最後の選択が失敗で…。

股の擦れは計画どおり問題なかったのですが、新しいブリーフは若干布地が粗めだったようで股は大丈夫だったのですが、もう少し前…はっきりいえばおちんちんの皮膚が広範囲にすりむけて赤身と体液が出るくらいに擦りむけてしまいました。これは50km手前ぐらいから痛みが出てきたのですが途中からワセリンを塗ってもまったく効果ありませんでした。走っている最中に擦れて痛いのはもちろんですが、途中から膀胱炎で頻尿気味になりトイレに行くたびに痛みがはしるのは本当に閉口です。

次に足の甲です。去年はまったく痛みが出なかった箇所なのでノーマークでした。今年は普段のジョグからアディダスを履いていてわりと気に入っていたんです。普段履いているシューズで出場するのが一番リスクが少ないので、念のためいちどロングを走ってみて問題がなければ今年はアディダスでいこうと考えました。直近の40km、60kmのロング走ではとくに痛みが出るようなこともなかったので大丈夫だと思っていたのですが、本番では30km手前から右足甲部分に痛みが出てきて腱鞘炎になってしまいました。ここは紐が当たる部分なので紐をゆるめにしてみたのですが痛みは止まらずでした。

去年履いていたサロマレーサーではこういったトラブルが起きたことがありません。いま考えるとサロマレーサーにはアーチ部分を引き上げるマジックテープ式のストラップがあり、このストラップのおかげでシューズの紐をゆるゆるにしておいてもシューズが足から浮いてしまうことがないので紐をあまり締める必要がないんです。さきほどのブリーフの件もですが、うまくいっているものは変えてはいけないってことですね。

足の指の爪ですが、2日ほど前にトラブルにならないようにしっかりと切りそろえておこうと爪切りをしたのですが、右足中指の爪が少し巻き込んでいてそれを切るために少し深くいきすぎて皮膚を痛めてしまいました。そこが化膿してきて腫れてしまいました。ただこれに関しては対策のしようもなく仕方のないことだったと思います。

耳の詰まり。高い山に登ったときなどになるアレです。この症状は20kmあたりから。耳から聞こえるすべての音がフィルター越しに聞こえるかんじです。逆に自分の声はカラダの内側で鳴り響いているかんじ。耳抜きを試みるのですが抜いても抜いてもすぐに詰まった状態に戻ってしまいます。結局リタイアするまでずっと続きました。ふだんの生活でここまでひどい耳の詰まりはあまり経験がないのですが、おそらく寝不足が原因ではないかと思ってます。大きな実害はないのですが五感を遮られている状態が長く続くとストレスがたまります。

膀胱炎。2週間前の60km走で症状が出てしまいました。本番まで2週間あるので病院に行かなくても自然に治るだろうと考えたのですが治りきっていなかったようです。2週間前に症状が出たときと今回で共通することがあるんです。前日の寝不足と飲酒です。2週間前はこれにくわえ、前日まで脱水気味だったこともあって60km走に出かけた直後から症状が出ていました。今回は前回ほど顕著ではなかったですがすでにスタート前に排尿時にいやーな感覚はありました。前夜にランナー仲間と一緒に飲むのは大会の大きな楽しみのひとつなので止めることはむつかしいですし、大部屋で寝るとなかなか充分な睡眠をとることはできなかったりもします。でもこれは参加されるランナーみんな同じ条件ですから、やはり参加するまでの体調管理にもっと気をつけるべきでした。

脱水、嘔吐。ボクの場合脱水が進むと膀胱炎の症状が出てきます。また足に疲れが出てきて走れなくなります。だからロングで一番気を遣っているのが水分補給です。水分補給量は1時間に吸収できる水分量(と思われる量)を定め、それを超えないように摂取すること、またそれ以上発汗しないようなランペースを守ることでコントロールします。でも今回は思っていた以上に汗を掻いていて脱水の兆候が見られたので予定より多くの水を飲んでしまいました。ランのペースが上がることで胃腸の働きが落ちて水分の吸収が順調に出来ないので、カラダは脱水状態のままなのに胃の中には水がたぷたぷとたまっている状態になります。このたまった水の重さと食事の重さ(じつは気分が悪くてそれほど食べてないですが)で胃が揺すられて吐き気が止まらなくなったのだと思います。食べたものは80kmまででおにぎり1個、桂浜エイドでびわ1個、いちご1個、ニラ玉スープ、120kmでフルーツゼリーのフルーツ部分だけです。でも嘔吐したときにほぼ原型をとどめたままで全部出てきてしまいました。

自分がリタイアしたあと、ほかのランナー達を応援しにいったときに話を聞くと、速いペースで走っている(速いグループほど)嘔吐していました。おそらくみなさんもボクと同じ状態に陥ってたんだと思います。ただみなさんは嘔吐で戦意喪失したボクと違いつよい精神力で戦い続けてました。みなさん本当にスゴいです。

リタイアを決めた地点までは痛みはあるもののまだ早足で歩いていました。冷静に考えれば残り115km、時間は43時間もあるわけで脚が痛かろうが吐き気がしてようがゴールはできるはずなんですが…気持ちが続きませんでした。

あ、長くなるので続きは別に書きます。







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